大阪高島屋で開かれた第64回伝統工芸展 大阪展に
行ってきました。
いつも見に行こうと思っていながら、
なぜか気が付いたら終わっていることが多いのです。
今年度も気が付いたら京都展は終わっていたのですが、
幸いにも大阪展は年をまたいでいたので見逃さずにすみました。
平日の昼間なのに結構な人で賑わっていましたが、
それでも人気の展覧会のような混雑ではなく、ゆっくりと
気になる作品を眺めることができました。
伝統工芸という自分とは縁の無い世界ですが、
そういう権威の世界で認めらたものの形状と精緻な技術が
どういうものであるかを知ることで、自分がものを作る上で
役に立つ何かが得られるのではないかを思っています。
それと下世話な話ですが、
横に居たお客さんが作品のタイトルと作者の書いてあるキャプションの裏を
ひっくり返して見ていたので自分も見てみたらそこには販売価格が書いて
ありました。
そういうシステムだったのかと初めて知りましたが、
その後色々な作品のものを見てみて、人間国宝の作品はこういう価格の
世界なのかということも知ることができて面白かったですね。