木取りが出来たので、最終の寸法に切出し、箱を組むための
凸部と溝の加工を行います。
基本は一般的に家具などに使うホゾ組です。
今回は引出しが3段でその上に開きが付いた箱の御注文ですので、
箱の本体の部材は、底板、開きの底板、後板、側板2枚に
なります。
箱に組む前に、内面を仕上げて、引出しの桟を付けておきます。
これで接着すると箱の本体の出来上がりです。
次に開きのフタ(天板)を作ります。
フタは一枚の板ではなく板の周囲を角材で囲んだ構造にします。
これは、板の反りを防ぐために行うものです。
この組み方は自分としては初めてやるもので、
内側の板が突っ張ってもいけないし、小さくて隙間ができるのも
不細工なので、角材のフレームの内寸に板の辺がピッタリ合うように
慎重に調整しました。
これも、板には凸部、角材には溝を入れたホゾ組みにします。
この後、仮組の確認後、接着ですが、ここでトラブル発生!
凸部と溝をピッタリ作り過ぎたためか、接着剤を入れた後、位置を微調整
しようとしても全く動かなくなってしまいました。
焦る心を抑えて、クランプで片方の部材を押さえて満身の力を込めて
なんとか外すことができましたが、冷や汗をかきました。
気を取り直して、一旦接着剤をきれいに拭き取り、溝を緩めに調整し直して、
再度接着です。
今回は何とかなりましたが、もしもはずれなかったり、部材を割ったりして
しまったら、天板が全てやり直しになり、かなりのダメージでした。
今回の教訓:
「何でもピッタリ作れば良いというものではない!
適当な遊びも大切。」
でした。
続きます。


