久しぶりのブログの更新ですが、
電動工具の話なので興味の無い方は申し訳ありません。
このところ、商品を作るのは少しお休みして、
作業部屋や材料置き場の整理をしていました。
自宅でやっているため、もともとスペースが非常に限られている
ところに、次々に材料を購入し、商品も作り置きしているので、
収拾がつかなくなっていました。
やっと整理も一段落したので、久しぶりに新しい機械を導入しました。
これは卓上スライド丸ノコという機械で、丸ノコが台に
作りつけされたものです。
その丸ノコが上下および前後にスライドし、さらに回転と傾斜
ができます。
この機種では、高さ70o、幅300oまでの板が切断できます。
もっぱら大工さんが現場で使われる場合が多いものですが、
精密な加工ができるので額や箱作りなどにも有効と思われます。
今やっている加工がもっと簡単に精度良くできる可能性が
あるんです。
ただ、結構高価なものなので、自分の目的に使えるものかどうか
相当悩みました。
さんざんネットで調べて、メーカーの展示会も見に行きましたが、
結局本当のところは実際に使ってみないとわからないまま、
誘惑に負けて買ってしまいました。
今、マニュアルを見ながら試しに使っているところですが、
やはり心配していたとおり、機械的に作業をするだけでは、
自分の思っている結果は得られないようです。
例えば、工場出荷時の直角の設定では、300o幅の板を切ると、
切り始めと切り終わりでは、0.3o幅が違ってきます。
これは角度にすると0.057度で微小なようですが、箱を作る場合には
無視し難い量です。
また、角度を付けて切る場合も問題がありました。
これらのことを機械メーカーに連絡したところ、状況を確認して
もらえることになったので、近々現物を持って相談に行きます。
なんとか、期待していることがスムーズにできるようになって
戦力になれば良いのですが・・・